結婚式は、思い出が詰まった自宅で。
新郎トビーがプロポーズの際に贈ったのは、故ダイアナ元妃の指輪を彷彿とさせるサファイアのリングだ。センターストーンのサファイアのまわりには、アイビーが10代の頃に祖母からもらったネックレスのダイヤモンドがあしらわれていた。 エルメスジュエリー「思い出と愛が詰まった唯一無二のリング。薬指に目を留めるたびに、幸せな気持ちになるわ」
コロナウィルスの感染拡大によるパンデミックが発生したため、二人はすぐには結婚式の計画をせず、少し時間を置いたのだそう。そして2020年には、インテリアデザイナーで慈善家でもあるアイビーの祖母のアンと、父のジョン・ギルバート・ゲッティが亡くなるという悲しい出来事も重なった。
「最愛の祖母が亡くなったとき、祖母に敬意を表して、結婚式は私の家で挙げたいと思うようになった」とアイビー。「祖母が各部屋をインテリアデザインしたこの家では、まるで祖母がそこにいるかのように感じることができるから。部屋を見渡すと、どこかしこに祖母のことを思い出すものが目に入る。だから、私の結婚式全体のテーマは、この家と祖母の愛、というものになった」
「US版VOGUEのコントリビューティング・エディターであり、最近ワールド・オブ・インテリア誌の編集長にも就任したヘイミッシュ・ボウルズはこう語る。「アイビーとトビアスが結婚式を挙げたあの家に滞在できたことは、素晴らしい体験だった」
「あの家で育ち、素晴らしいパーティーも何度も行ってきた私には、ウエディングのアイデア集めのための写真探しは不要だった」とアイビーは胸を張る。「しかも、私の大親友はイベントプランナーのスタンリー・ガッティよ」
さらに、ゲッティはカリスマウェディングプランナーとして知られるジョセリン・アレルトにも協力を依頼。「私の周りには、自分の結婚式を計画してくれるであろうクリエイティブな人たちがたくさんいる。その過程で、結婚式にはどれだけの計画と努力が必要なのかを知ることができたし、それが形になっていくのを見るのは何より楽しかった!」
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